皆さんは、近頃の若者が日常の会話の中で使っている言葉をしっかりと理解できていますか。自分が若い頃は、ちゃんと意味が分かっていてその言葉を言うためにお友達と話をしてみたり、会話の至る所に入れてみたりと若いなりに色々な工夫をしてお友達との流行に遅れないようにしていたのを思い出します。しかし、自分が20代・30代と年を重ねてくると今の若者が使っている言葉の意味が全く分からないのです。
自分が若い頃、自分の親と普通に会話をしていたつもりでしたが「え?どういう意味?」などと言われるとその度にその言葉についての説明をしなければならず、親と話をすることさえ面倒に感じていたのを思い出すと何だか申し訳なく感じてしまいますよね。日本の医療は素晴らしいスピードで進化を遂げているとニュースなどでよく話題になっていますが、医歯薬業界でも日々新しい病が見つかってその治療薬が開発されているということは医歯薬業界でも日常会話の問題と同じようなことが起きているのではないかと思うのです。
しかし、医歯薬業界のイメージだけで言っても「報告・連絡・相談」といったことを常に行っているというイメージがありますよね。実際に先生たちはグループ行動を取っています。日常で見てみると常にグループ行動を取っているというわけではないように感じますがそれぞれの医師が担当する患者の情報は全てグループ内で共有しているのです。こういったことの基礎となる学生時代のクラブ活動はとても大切なことだったのだと大人になってから気づかされますよね。
職場でもプライベートでも、言葉・専門用語がどんどん新しいものがでてきます。そう考える時点で、年齢的に人生のベテラン?と感じますね。